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zoom RSS ACE COMBATの戦いを振り返る 四日目

<<   作成日時 : 2014/05/03 18:38   >>

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今回は、「ユージア大陸」に関して色々と考察してみたい。

ACE COMBAT 4までのシリーズの物語の舞台となるのはユージア大陸。この作品まで、ACE COMBATの物語は全てこのユージア大陸で紡がれてきた……というよりも、周りの更に大きな大陸の存在自体が語られていなかった、と言っても過言ではない。このため、後の作品で登場したオーシア、ユークトバニア、アネア等の大陸の位置する場所から考えると、気候が色々と不思議だったりする……のだが、それは「そういう世界」ということで整理をするのが良いのだろう。

ACES at WAR A HISTORYの終わりの方に掲載されている年表によれば、記念すべきACE COMBAT 1の戦い、即ちスカーフェイス隊が活躍した物語は1995年の頃のようである。そしてACE COMBAT 2、及びそのリメイク版となるACE COMBAT 3Dの物語が、1997年らしい。既にその頃からユージア大陸は特定の国家というイメージが非常に薄く、「統合軍」とか「クーデター軍」という呼び方が定着していたように思う。ACE COMBAT 3Dにおいて、初めて他の大国との繋がりやユージア大陸の独立を守るために、という、ユージア大陸を構成する国々の思惑が描かれることになったが、これは周りの世界が設定されたことによって可能になった、とも言える。

この「国家の線引きが曖昧」という設定は、ACE COMBAT 3によって更に強固なものになる。何しろユージア大陸ときたら、ゼネラルリソースさんとニューコムさんとに牛耳られていて、UPEOさんがその調停に困っている、という状態になり、国の名前はほとんど出てこないという有様。そのゼネラルリソースさんは元々母体にノース・グランダー・インダストリーを持っていたりするようなので、何だかんだと言いながらその時代、2040年代の頃には大陸系の影響もかなり入りこんでいる……というところだろうか。

というようなわけで、PS1で展開されたACE COMBATシリーズでは、ユージア大陸の中の事はあまり細かくは描かれてこなかったようなきらいがある。それが初めて、ACE COMBAT 4において、一枚岩のように見えていたユージアの連合の内紛と、それを構成していた国々がある程度細かく設定されて、展開された。とはいっても、大国エルジアとその中小国家、という区分けではあるけれども。そして、1999年のユリシーズの災厄、そこに至るまでの色んな舞台背景とが整理されていく。災厄の影響が色濃く残る中、エルジアがサンサルバシオンへ侵攻したのは2003年のこと。PS2のACE COMBATシリーズの記念すべき作品「ACE COMBAT 4」の物語は、エルジアによって追い詰められたIASFの反攻が始まる、2004からのお話、ということになるのは、古参のエース諸氏ならご存知のところであろう。

その後物語は異なる大陸へと移っていくが、ZEROのラスト、片羽の妖精ことラリー・フォルクはユージアの小国の紛争地にいる、ということになっている。かの番組が撮影されたのは2005年のこと。AC04の戦いは2004年から2005年にかけて行われたことになっているから、実は少しだけラップしていると言えるのかもしれない。エルジア vs ISAFの戦いはエルジアの敗北に終わってはいたけれども、元々思惑の異なる中の悪い国同士、ユージアの中では結局紛争が終わらなかっただろうか。そんな紛争地の一つで、ラリーは国境の意味を知るべく戦い続けている・・・・・・何だかじわりと来る話じゃないか。

数々の作品の舞台として描かれ続けた「ユージア大陸」。より強大な勢力を持つオーシアやユークトバニア、恐らくはダークホースとして暗躍をしていたかもしれないアネア大陸の諸国なんかとの関係を踏まえてユージアの立ち位置を想像してみると、これはこれでなかなか面白い話が書けそうな気がする。基本的に各作品の一つ一つに特化して物語を書き続けてきているから仕方ないのだけれど、もし書く機会があったら、少しその辺の大陸間の絡みとか国際関係なんかも踏まえた作品を書いてみても面白いかもしれない、と考えを整理していて思った次第である。

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